ドゥオーモ広場と大聖堂複合施設
ドゥオーモ広場と大聖堂複合施設は、バラバラに建てられた記念碑の集合ではなく、フィレンツェ共和国が何世代にもわたって意図的に積み上げた市民的・宗教的・経済的プロジェクトである。
サン・ジョヴァンニ洗礼堂はフィレンツェ市民のアイデンティティの核であり、ギベルティの青銅扉制作コンペは初期ルネサンスの幕開けを告げる出来事だった。
ジョット・ディ・ボンドーネはフィレンツェ市から最高の市民的栄誉を与えられて鐘楼の設計を担当したが、完成を見ることなく没した。その塔は大聖堂と同じ大理石で統一され、彫刻プログラムを持つ独立した芸術作品でもある。



